もう一度20代に戻れるなら、変えたいこと3つ

こんにちは。Alexです。今回は、もう一度20代に戻れるとしたら、どのような点を変えたいか、何をやり直したいかについて書いてみます。

 

最初に変えたいというか、すごく後悔しているのは、体調管理の優先度を下げてしまったことです。社会人になってからは仕事ばかりの毎日で、睡眠時間が極端に減ったこと、お酒をたくさん飲むようになったこと、定期的に運動する習慣をなくしてしまったこと、これら全てが自分の健康を害してしまいました。

 

どんなに仕事で素晴らしい成果を出したとしても、健康でなければ毎日の生活を楽しむこともできないし、仕事を続けることもできません。昔から体が資本と言われますが、この世にたった1つしかない自分の体をもっともっと大事にすればよかったと、今でも後悔しています。

 

その中でも1番良くなかったのが、十分な睡眠時間を確保する重要性を軽視したことです。自分の場合、1日使い果たした体や脳の疲れを癒し完全に回復させるには、最低でも8時間の睡眠時間を毎日確保すべきでした。

 

新卒で入社した日系の会社では、入社翌月から残業160時間を超える長時間労働をこなしていました。睡眠は平均で4時間くらいしか取れてなかったです。

 

平日は夜の21時くらいにコンビニ弁当をデスク近くの会議室でチームのみんなと一緒に食べ、仕事終わりの夜中(朝2時とか3時に)に中華料理屋で軽くお酒を飲んだのを良く覚えてます。その後、タクシーで帰って朝9時にはゾンビのような顔をしてオフィスに行ってました。

 

たまには早く仕事を終える日もあったのですが、その時は飲みに行ったり、デートしたりしてストレス発散してました。当時は週末に寝溜めすれば何とかなると錯覚してました。

 

もちろん、自分から進んでこのような長時間労働をしたわけではありませんが、こんなにたくさん頑張っている自分はほんとに凄い、と自慢げに思っていたところもありました。いま振り返ると本当に浅はかな考えで、当時の自分を殴りつけたいくらいです。

 

この記事を読んでくれている若手の皆さんで、最近充分な睡眠時間を確保できてない人は、自分の健康以上に大切な投資先はないと思って、健康管理、特に睡眠時間の確保を最優先にしてくださいね。

 

何度も言いますが、1億円払っても取り替えられない、あなたの最も大切な財産が、健康な身体です!

 

プロレスラーの猪木さんが言っていた、元気があればなんでもできる!は、素晴らしい名言だと思います。

 

2つ目に変えたいと思う事は、子供が生まれてから最初の1年または2年間くらいは、もっと家族を優先すべきだったと思います。

 

奥さんは初めての子育てですごく大変な苦労をしていましたが、当時の自分は外資系企業に転職したばかりなのもあり、仕事に100%フォーカスしていました。結果として、奥さんの手助けを十分にできませんでした。

 

子供が生まれたあと、最初の1、2年こそ奥さんが旦那の助けを最も必要とする時期なので、少なくともその時期は、男性は家族を仕事よりも優先した方が良いと思います。

 

その期間に、しっかり親として・旦那として貢献できれば、奥さんとの仲が険悪になる確率は減る可能性大です。

 

逆に、奥さんが1番大変な時期に親としての義務を果たさずに家庭を放っておいた場合、奥さんとの関係を修復するには、もの凄い努力と時間を要することになるかもしれません。もちろん、家庭それぞれ違うので一般論ではなく、私の個人的な体験記・意見です。

 

自分の失敗を踏まえ、会社で男性メンバーにお子さんが生まれたときは、これから1年か2年は、奥さんを積極的に支援すること、家族を最優先に考えるようアドバイスしてました。

 

そうすれば、夫婦関係も良好なまま今後も続けられる可能性が高いですし、家庭が円満なら仕事にも良い影響が出ることも期待できます。

 

3つ目は、株式投資を社会人になってすぐに始めればよかったと少し後悔しています。当時は、今のようにアメリカ株式やグローバル株式へのインデックス投資を簡単に出来る環境ではなかったのは確かです。

 

でも、それは言い訳であって、ちゃんと調べれば、当時でも証券会社に口座を開いて、収入の一定額を積み立て投資する事はできたと思います。

 

株式投資は、時間を味方につけることで、勝率をどんどん上げられます。20数年前から積立投資を開始して、そのまま脳死状態で継続できていれば、もっと早く経済的に独立を果たせたのは、間違いないと思います。

 

いま20代の人、または30代の人はぜひとも早く投資を始めて時間を味方につけてください。

 

時間を味方につけるのは、株式だけでなく不動産投資でも当てはまります。自分はいま、アパート3棟(約65部屋)と区分マンションひと部屋を投資物件として保有してますが、不動産投資を始めたのは40代になってからです。

 

不動産投資をやり始めて実感しているのは、アパートの住人が払ってくれる家賃で、不動産のローン残高が毎月どんどん減っていくことです。ローンの期間を20年以内の中-短期にすれば、(不動産の)資産価値の低減よりもずっと早いペースでローン残高が減っていき、結果として自分の純資産が右肩上がりに増えていきます。

 

不動産投資は、投資対象の物件を見極める目利き力が必要になるので、株式のインデックス投資よりも上級者向けですが、時間を味方につけ易いという点では同じですね。

 

こちらも30代から始めていれば、もっと早く無理なく資産を作れたなぁ、と少し後悔してます。

 

今日は、もう一度20代に戻れるのであれば、やり直したいことについて書いてみました。

 

経験してみないとわからないことは多いのですが、いま振り返ると、健康と結婚生活については大いに後悔しています。過去には戻れないので、これまでの教訓を糧に、学んだことをこれからの人生で活化していきたいと思います。

 

ではでは〜。