希少性の追求: 本来の自分らしく生きるために

本来の自分らしく自由に生きるためには、人生を他人にコントロールされないことがとても大切です。

 

他人に主導権を渡してしまうと、さまざまな制約を受け、本来持っていた自分らしく生きる自由を諦めないといけなくなってしまいます。

 

自分の人生をコントロールされない、自分が生きたいように生きていく権利を100%取り戻すために、希少性のある尖った人材になることを徹底して追求する姿勢を貫いてほしいと思います。

 

どんな小さな池でも良いので、その池が世の中で必要とされている限り、そこでNo.1になることであなたの人生のコントロール権を取り戻せます。

 

SMAPの歌に、「ナンバーワンよりオンリーワン」と言うのがありましたが、それこそが私のような凡人にとって最も勝算の高い人生の戦略です。

 

私が繰り返し主張している人材市場での希少性の追求は、あくまでも凡人が取るべき戦略であって、その逆で、小さい頃から勉強がすごくできて、東大・ハーバード・オックスフォードのような最高学府を卒業し学歴的に頂点に立つ強者・非凡人は、(大企業や中央省庁に入ってそのまま出世街道を突き進む)従来の王道の生き方を突き進むのが最適解なのでしょう。

 

従来型の現在の社会システムに上手く適合できている彼らは、このシステムで優位に戦えるので、新たな戦略を必要としないのです。

 

つまり、我々のような凡人が取るべき戦略は、(ラスボス的な)強者に最適化されたルールが支配するメジャーな市場で勝負するのではなく、小さくても良いからラスボスが入ってこない、自分が有利になる市場を意図的に選択し、そこでNo.1を目指すものです。

 

戦略とは、「戦を略す」と書くとおり、可能な限り徹底的に直接的な戦いを避けることです。

 

間違っても、同期のあいつに絶対負けたくないから、今年の売り上げは俺が一番になるために死に物狂いで売るんだ!みたいな、単細胞の営業マン的な努力をしないでください。

 

仮に同期のあいつより多く売れた先に、何が残りますか?優秀な営業マンとしてのプライドでしょうか?社会は広く、あなたより優秀な営業マンは無数にいます。

 

ヤンキーがタイマンはって、どちらかがぶっ倒れるまで殴り合って、相手に勝ってゴリラのように胸を叩いて雄叫びを上げていても、人生をコントロールできるレベルのキャリアを築くことにおいては、ほとんど意味ないのです。

 

だって、もっと強いヤンキーなんていくらでもいるし、一生殴り合ってても、それが人生をコントロールすることにならないですよね?

 

ビジネスの世界で殴り合いをするのは、本当の戦略がないからです。

 

ビジネスの世界は、ルールが明確に定められたスポーツとは違うことを、しっかりと理解しましょう。サッカーを卓球のボールでやっても良いし、なんだったら審判と前日に飲み行っても良いですし、審判の奥さんの誕生日にプレゼントして家族ごと味方につけても良いのです。

 

ビジネスでは、法を犯さない限り、自分が最も戦いやすいようにルールを変更すれば良いだけなのです。

 

いまの世界秩序は、主に欧米のアングロサクソンが作っています。彼らは、自分たちに都合の良い仕組み・ルールを作り、そこで絶対的王者として君臨することを自然にやってのけます。

 

スキーのジャンプ競技などで、日本人が欧米人を打ち負かすと、なんだかんだ文句をつけて自分たちが有利になるようにルール自体を変更する事例をいくつも見たことがありますよね?

 

スポーツマンシップという高尚な理想を掲げて、決められたルールの中で最善を尽くそうと努力する日本人には理解し難いかもしれません。しかし、自分に都合が良いように最適化するルール変更は、スポーツの世界だけでなく、政治・ビジネスの世界でも日常的に行われています。

 

居酒屋で文句を言って思考停止に陥っている場合ではなく、アングサクソンの狡猾さを直視して、彼らのアプローチから学べることが何かないか、考えることも大事です。

 

我々のキャリア人生に当てはめると、自分の戦いやすいフィールドを見つける、それがないのであれば、新たなフィールドで自分がルールを作れば良いのです。

 

あなたは、学校を出て、たまたまその会社に入って、たまたまその仕事をしているだけで、あなたの才能も戦い方も全く関係なく、偶然いまの仕事をしている人がほとんどです。

 

(あなたが営業だったら)その会社でその製品を売りたい!と、小学校の時に思い描いていた訳ではないですよね? 

 

一旦、これまでに会社や先輩から教えれた会社人間としての立ち居振る舞いの洗脳から、綺麗さっぱり自由になりましょう。

 

まずは、あなたの才能(強み)に根ざした、いまの会社に依存しない、あなたが勝てる戦い方(方程式)を見つけましょう。

 

その上で日々の業務を通して、見つけた戦い方を磨き上げていき、人材市場での希少性を獲得することを通じて、会社に依存することなく自らのチカラで稼げるようになってください。

 

このリンカーンの有名な格言を思い出してください。

 

「もし木を切り倒すのに6時間与えられたら、私は最初の4時間を斧を研ぐのに費やすだろう」

Abraham Lincolnエイブラハム・リンカーン

 

目の前の敵を倒すことに全力投球する雄叫びゴリラになるのではなく、まずはしっかり地に足をつけて、市場での希少性を発揮する自分だけの戦い方・武器を磨き上げていきましょう。

限界を超える体験!成長の鍵はストレッチゾーンにあり

こんにちは。アレックスです。

 

今日は、仕事を通じて自身の成長を強烈に実感できた24時間の体験について書いてみます。

 

正確には覚えていませんが、おそらく10数年くらい前の出来事です。

 

外資系企業の多くは、年度当初にキックオフイベントを集合形式で実施します。世界のどこかの地域で世界中から営業関係者を一堂に集めてやる場合もありますし、アジア・欧州など地域ごとにやるケースもあります。

 

その年は、アジア地域でのキックオフということで、2,000名位程度の営業関係者がアジア各国からシンガポールに集まるイベントでした。

 

会場は、シンガポールで船型の巨大プールがビルを繋いで空中に浮いているように見えることで有名なマリーナ・ベイサンズでした。

マリーナベイ・サンズ ® - Visit Singapore 公式サイト

 

当時のスウェーデン人の上司から直前に電話があり、他のメンバーよりも少し早くシンガポールに来て欲しいと言われました。

 

言われるがままに、前日の夕方ではなく午前中にシンガポール入りし、何か特別な会議でもあるのかと思いシンガポールのオフィスに向かいました。そこで上司と落ちあうと、イベント会場があるマリーナ・ベイサンズに行こうと言われ、イベント会場のステージなどを設営中のホールに連れて行かれました。

 

そこで上司から、設営中のステージを指差しながら、明日のイベントで製品Aに関する模範営業トーク(セールスピッチ)をあそこで披露して欲しいと言われました。

 

通常、このようなイベントで話すのは、英語がネイティブなアメリカ人やオーストラリア人(たまに標準語が英語のインド人やシンガポール人など)が多く、日本・韓国・中国など英語が苦手とされる国のメンバーがステージに上がって英語でプレゼンすることは稀でした。まして、資料を使ったプレゼンではなく、模範営業トークを英語でするなんて、1度も見たことがなかったです。

 

当時私が所属していた会社は、営業力が凄まじいことで業界で有名な会社でした。1億円を超える年収を稼ぎだす(自分よりも何倍も営業スキルの高い)辣腕営業マンが多数いたのです。アメリカ人のある同僚は、ニューヨーク近郊にある彼の自宅は大豪邸で、裏庭のプールに40人は余裕で入れると言ってました笑

 

それなのに、営業の模範トークを英語ネイティブの辣腕営業マンが多数いる中で、英語で披露するという無茶振りに等しい難題を、よりによって前日に言い渡されてしまいました。

 

最初は、無理だと言って断りましたが、上司は、このようなイベントで普段目立たない日本人の中にもすごい奴がいるんだということを(いつも大口を叩いている白人の営業連中に?)見せつけるチャンスなのだから、日本チームを代表する意気込みで頑張ってやれの一点張りで、引き受けざるを得ない状況に追い込まれました。

 

すでに時間はイベント当日の前日の午後となっていたので、残された時間は夕方と夜のみです。いつもの通り、イベントにただ参加する観客の1人の心づもりで来たはずだったのに、本当に参った、というのがその当時の心境でした。

 

 

これ以上上司と掛け合っても埒が開かないことは明らかだったので、この難題をなんとかしようと腹を括りました。

 

その後、大急ぎでホテルに戻って、まずは模範トークの元ネタを何度も何度も書き直し、しっくりこない部分は多くあったものの、すごく甘い判定で「ギリギリ及第点」というレベルのものを作り、他のメンバーの到着を待ちました。

 

イベント前日の夜は、皆ディナーに出かけるので、シンガポールの繁華街では本社のエグゼキュティブやアジア各国の同僚と出くわしました。簡単な挨拶を済ませると、知人の中で優秀な営業マンと思えた人物に、事情を説明し自分のセールスピッチを見てどう思うか、コメントを求めました。

 

お酒も入っている状況なので、ほとんどのメンバーは、問題ないんじゃない?程度の能天気なコメントで、焦りがどんどん増していき、ジメジメしたシンガポールの気候もあって、嫌な汗が流れ始めました。

 

本当に追い詰められると、不思議と必ずエンジェル的な人が現れるんですよね。

 

これって、人生の不思議なことの一つだと思ってて、神様が本当にいるんじゃないかと思わせてくれる瞬間だったります。すみません、横道に外れたので本題に戻ります。

 

他の同僚と明日の難題について話したところ、本社の製品A担当役員がシンガポールに来ていると教えてくれました。教えを乞う上で、願ってもない最上級の適任者です! 

 

と言うことで、その人がディナーしている場所をなんとか突き止め、そのレストランのバーエリアで彼が話せそうなタイミングを待つために、待機することにしました。

 

もちろん、その役員さんが他のエグエキィティブと楽しんでいる豪華なディナー中に邪魔するようなことはしません。一応自分も大人ですし、彼の気分を害してしまったら元も子もないわけで。

 

彼らの食事が終わり、皆がバーカウンターを通って出口に出るところで彼に突撃です。

 

事情を手短に説明し、5分で良いからアドバイスを欲しいとお願いすると、なんと、次のバーに飲みに行くから一緒に行こうと言われ、他のエグゼキュティブに混ざって、自分も次のバーに一緒に行くことに。そこでは、お酒のせいもあり超フレンドリーな他の役員たちからもいくつかアドバイスをもらえ、それらを必死にメモしながら、何度も何度もお礼を言って、ホテルの部屋に直帰しました。

 

そこからオリジナルのセールスピッチを大幅に書き換える作業です。

 

以前のものよりはだいぶ良くなってましたが、なんとなく腑に落ちない部分もあったのか、ホテルのロビーに降りて、アドバイスをくれそうな人がいないか探していると、ディナーやお酒を楽しんだ後にホテルに帰還してくる人たちの中に、オーストラリアの優秀な営業マネージャーの知人を見つけました。

 

彼に事情を話して、自分のピッチを見てもらったところ、いくつかアドバイスをもらえ、その上、明日の早朝に朝食を食べながらリハーサルをしようと言ってくれました。

 

オーストラリア人って、超ナイスガイが多いんです!

 

そこから、練習です。内容を暗記するのはもちろんのこと、抑揚を大袈裟につけたり身振り手振りを入れたりしながら、ホテルの鏡の前で徹夜で練習し、当日の朝を迎えました。

 

その後、例のオーストラリア人と朝食を食べながら営業ピッチを披露したところ、彼は「すごく良くできている」と褒めてくれた上で、一つだけアドバイスをくれました。それは、

 

日本人のお前が英語での模範ピッチを上から目線でやると反感を覚えるやつも出るかもしれないから、まず最初に、

「自分はネイティブの英語スピーカーではないけど、少しの時間だけ自分の話に耳を傾けてほしい」

と言ってから営業ピッチを披露すればハードルを下げられるし、聴衆の好感を得られやすいと言うものでした。

 

ほんと、いま振り返っても、サイコーのアドバイスです。もちろん、その一文をピッチに付け加えて、いよいよ会場で自分の番が回ってくるのを待っていました。

 

自分の番の30分くらい前になると、イベント運営の会社の人にバックステージに誘導してもらい、そこで待機です。

 

バックステージで緊張のあまりウロウロしていると、もう1人待機していた大柄の5歳くらい年上の白人の人に、「緊張しているのか?」と声をかけられました。

 

正直に「無茶苦茶、緊張している」と伝えると、「心臓に手を当ててみて、心拍数が高まっているのを感じてみて」と言われました。

 

言われたようにすると、「この鼓動の高まりの瞬間にみんな成長している。つまり、いまのように激しく鼓動が高まる瞬間をどれだけ経験できるかで、君のキャリアの成功の度合いが決まると思う。グッドラック!」と言って、彼は先にステージに上がって行きました。

 

後でわかったのは、彼は当時シスコシステムズと言うネットワーク機器の世界最大手のアジア地域統括で、のちにドイツのデジタル地図会社のHERE(いまはAudiやBWMなどドイツの自動車連合の傘下)のCEOになった方です。

 

バックステージで、痺れるくらい格好良いことを教えてくれました。

 

その後、自分もステージに上がって(徹夜で練習した)営業トークを披露したわけですが、残念ながら、その時の様子はほとんど覚えてません。

 

すごく強いフラッシュライトを浴びたこと、終わった後に会社の本社役員でありアジア地域統括の人がすごく褒めてくれ、「英語スピーカーが中国語で営業ピッチをしているような高いハードルの課題を、この完成度で披露してくれたことは素晴らしい。みんなも立ち上がって拍手をするように」と言って、全員がスタンディングオベーションをしてくれました。

 

おそらく、事前に私の上司が、少し大袈裟に褒めてくれるよう事前ネゴを入れてくれてたんだとは思いますが・・・

 

自分としては、最初無理だと思えたことをやり切った充実感を味わえたことに加え、確固たる自信みたいなものが自分の中で芽生えたのも覚えています。

 

ここで紹介した体験は、普段慣れ切った心地よいコンフォートゾーンにいる限りは、絶対に味わえない感覚です。

 

バックステージで教えてもらったように、コンフォートゾーンの外から大きくはみ出したストレチゾーンで鼓動が激しく打つ経験というものがどのようなものであるのか、成功者の人たちが、成功するには場数を踏め、と言う理由も少し理解できた体験でした。

 

こんな濃い24時間を毎日繰り返したら、体力のない自分はすぐにゲームオーバーになってしまいますが、時には強烈な体験をすることで、自分の成長速度を爆発的に加速できます。

 

そのために、昨日と同じような今日を過ごすのではなく、ストレッチゾーンに突入しないとやり遂げられないくらいの難題がいつ降ってきても対応できるよう、毎日精進を重ねて行きましょう!

 

では、では〜

給料UPだけじゃない!不動産投資で10年で財産を築く方法とは?

こんにちは。アレックスです。

 


今日はもし自分が10年前に戻るとしたら、早期に財産を作るために、仕事で給料を増やす以外に何をしたか書いてみたいと思います。

 


以前のエントリで自分が増やしたのは単純に給料が10年間で10倍以上になって財産を築けたからと書きました。

 


それは事実なのですが、給料以外に約7年前位からやっていた不動産投資から毎月入ってくる不労所得もあります。

 


主に3つのアパートを所有していて、合計すると大体70部屋くらいの規模の不動産を所有しています。自分の不動産の経験をもとに、1つのやり方を考えたので、皆さんと共有したいと思います。

 


国税庁が発表した令和3年のデータによると、日本の平均給与は443万円で、月の収入にすると37万円です。これは29万円の毎月の手取り給与と言うことです。

 


そこで日本の平均給与とほぼ同じ毎月30万円の手取り収入があって、そのほかに約5百万円の貯金がある家庭で、10年後の財産形成を目指して、どのような不動産投資の方法が適しているか考えました。

 


経済的独立まで達成できれば良いのですが、毎月の出費の必要額は個人差が大きいので、ここでは10年後に毎月20万円位の不労所得を得ることを目指すシミュレーションです。

 


不動産からの家賃収入で毎月20万円を得るには、ざっくりですが、価格が約2千万円で利益率約12%のアパートを所有する必要があります。

 


今は円安による資材高騰や人材不足による職人の給与上昇などの影響で、不動産価格が少し上がっているので、利益率10%を超える不動産物件を東京近郊(神奈川・千葉・埼玉の人口が多い市町村)で見つけるのは難易度が高いです。

 


一方で、群馬、栃木、茨城あたりの郊外まで範囲を広げれば、築20年位で12%程度の利益率の物件は数多くあるので、関東に住んでいる人にとっては、そこら辺の物件が第1ターゲットとして良いですね。

 


関西圏であれば、岡山・三重あたりになるのでしょうか。関西方面の事情はよくわかってないので、自信ないです。すみません。

 


収入や金融資産の状況によるので一概には言えませんが、一般的なサラリーマンが収益不動産を購入する場合、多くのケースで物件価格の2割から3割の金額が頭金として必要です。

 


2割の場合、頭金は400万円なので、こちらは貯金の500万から充当します。

 


で、残りの1600万円(+アルファ)は金融機関から借りるのですが、ローンはざっくり3%くらいの金利になる場合が多いです。

 


ここで重要なのが、期間を何年のローンで組むのが良いかという点です。

 


一般的には30年などの長期で借りて、毎月のキャッシュフロー(家賃収入からローン返済額を引いた残りの金額)をできるだけ多くしましょうとなるのですが、自分は10年の短期でローンを組むのをお勧めします。

 


ローン金額: 1,600万円

ローン返済期間:  10年

金利: 3.3%

返済方法: 元金均等返済 

毎月返済額: 約17.7万円/月

 


上記の通り、10年で3.3%で借りれた場合、毎月の返済額は17.7万円となり、満室想定時の毎月の家賃収入が20万円よりも少ない金額となります。

経費は、管理会社に払う管理費用、税金、修繕費用(スポットで発生)、客付け業者向け広告費用(スポットで発生)などです。

 


管理会社に支払う毎月の管理費は1万円(家賃収入の5%)くらいなので、家賃収入から充当できます。

税金も地方の木造であれば、年間数万円程度なので、これも家賃収入から補填できますね。

 


残りのスポット費用は、毎月の家賃収入の余りをためて、適宜そちらから支払う感じになりますが、少し足りない場合は毎月の給料から少し出す感じになると思います。

 


資産形成に関する多くの本の中で、給料の一定額(理想は3割・一般的には2割)を資産形成に当てるよう書かれています。

 


手取り30万円の2割は6万円になるので、毎月6万円を投資に充てるイメージです。

 


所有不動産で、家賃収入では補えない突発的な出費が発生した場合は、この6万円から必要な分を出費するのが良いと思います。

 


不動産の方に出費しないで良い月は、ドルコスト平均法によるインデックス投資をお勧めします。

 


株価が上がっても下がっても、一定額(今回のケースでは6万円)を粛々とインデックスに投資し続けるイメージです。

資本主義が崩壊しない限り、辛抱強く投資し続ければ時間の経過とともに利益が出てきます。この部分は余談なので、ここまでにしておきます。

 


このように、地方で一棟のアパートを所有し、家賃収入は全て不動産のローン返済と運営費用に回すことで、10年後にはローンが完済します。

 


あなたがリスクをとって不動産投資をしたことで、10年後には毎月20万円の不労所得が入る仕組みが完成します。

 


もし、800万円を不動産投資の頭金に使えるなら、上記と同規模の物件を2つ所有することで、10年後に毎月40万円の不労所得をもらえる仕組みとなります。

 


もちろん、不動産は築年数とともに痛みが出て、ところどころ修繕をする必要も出てきますが、普通にメンテナンスしておけば、木造の築30年・40年でも基本問題なく運営できます。私も築30年を超えているアパートを一棟運営していますが、大部分の期間は、ほぼ満室で経営できています。

 


10年で不動産ローンを完済した後は、毎月20万円近い不労所得インデックス投資で積み上げた1000万円近い資産(毎月6万円x12ヶ月x10年x利回り)があるので、サラリーマンを辞めて起業をチャレンジしたり、少しだけ派遣などで働くスローライフに移行したり、もちろんサラリーマンを継続して資産形成を加速するのも良いと思います。

 


10年の間に給料も上がっているはずですし。給料はどんどん増やしてくださいね!

 

私が増やした方法はこちらです。

alexander1010.hatenablog.com

 

他の人が怖がってやらない不動産投資を、10年間という時間をかけてリスクを最小化しながら戦略的に実行することで、あなたの人生のオプションが飛躍的に増えるので、すごくお勧めです。

 


不動産と書く通り、不動産は動かない資産なので、不動産投資の成否は購入時点で8割くらい決まってしまいます。購入後にどんなに運営を頑張っても、儲からない不動産物件を買ってしまった後では、やれることはすごく限られてしまいます。

 


この仕組みをやってみたいと思った場合は、まず信頼できる収益不動産を扱っている会社を探すのが最優先課題です。

素人が探しても限界がありますし、不動産は非公開で回っている情報が多いので、その情報網を持っているプロ集団を活用するのがすごく大事です。

 


信頼できそうなプロの専門業者さんは、セミナーに出たり、ネットで探すなりして、失敗しない収益不動産物件を数多く紹介してくれそうな業者を見つけたら、話をしてみると良いと思います。私は10社くらいアプローチして、自分が信頼できる業者さんを見つけました。

 


もちろん私が信頼してい会社を紹介することも可能ですので、その場合は気軽にコメントなどで連絡をください。

 


あなたが、人生のオプションを少しでも多く持てるよう応援してます!

早起きして朝のルーティンが充実しました

こんにちは。アレックスです。

 

セミリタイア生活に入って早くも1年以上経ちましたが、仕事していた時よりも午前中が充実している感じです。

 

仕事していた時は、なんだかんだで深夜12時ごろ就寝→8時ごろ起床→バタバタして仕事の準備→9時から仕事を開始するも本格的にエンジンかかるのは11時くらいから、って流れでした。

 

早起きは何度もチャレンジしましたが、飲み会の翌日は全然起きれなかったですし、夜の海外との会議もちょくちょくあったりで、自分のリズムで早寝できてなかったのが原因です。

 

しっかりと寝ないといけない自分の場合、就寝時間を早くするのが唯一の早起きの実現法なんですよね。

 

(同居している母はすごく迷惑しているみたいですが笑)父親が朝4時前に起きる超早起き人間なので、自分も歳を取れば勝手に早起きになるかと期待してましたが、自分はいまでも放っておけば余裕で朝10時まで寝られます…

 

セミリタイアしてからは、友人が泊まりに来る日以外は、自分のペースを乱されることがないので、50歳にしてようやく早起きが習慣化しつつあり、もの凄く嬉しいです。

 

折角早起きできるようになったので、午前中のうちにいろいろやって、午後はゆっくり読書するか・ジム行って10km走るか・ゴルフの練習場で2時間練習するかのどれかを、グルグル回してます。

 

とにかく、(自分の過去と比べて)午前中の充実度が爆あがりしてきてまして、最近マイブームの朝のルーティンはこんな感じです;

 

1. 朝6時前に起きる

寒いので布団から出るのが少し億劫になるのですが、ベランダから見える海から朝日が上がってくるのを見たくて、起きられるようになりました。

 

あと、もう一つのご褒美として、朝6時より前に起きれた時だけ、高級なコーヒー豆を挽いて飲むことにしてます。

 

できない日は、安いコーヒー豆で我慢。この2つのご褒美作戦と早めの就寝の合わせ技で、ようやく早起き習慣を身につけられそうです。

 

2. ベランダで深呼吸10回

寒いので朝は(ベランダを含め)外に出てなかったのですが、寝起きに外に出ると目覚めが良いですし、朝の新鮮な空気を身体に取り込むと、毒が抜ける気がして良いんです。

ということで、ベランダに出て気持ちよく深呼吸してます。


3. 詰将棋5問解く

将棋はまだ下手なのですが、60歳までに初段になることを目指して、コツコツやっています。

 

1手詰めの本は終わったので、いまは3手詰めの本に挑戦中。何度やっても覚えられない問題とかあって、自分の記憶力のなさに愕然とすることもありますが、いつかは覚えるだろうと気長に構えてやってます。

 

午後にコンピュータと1局対戦することもありますが、ほんと初段までの道のりは長そうです。コツコツ継続すれば必ずできると信じて、しつこくやり続ける予定です。

 

4. ペン字の練習1ページ

字が綺麗な人に憧れてるので、ペン字も練習してます。綺麗な字を書く人って、なんか知的に見えるというか、優雅に見えるんですよね。

 

食べ方とか字とか綺麗な人って、育ちも良さそうだし心に余裕がある感じがして、とても好感を持てます。

 

あと、博物館などの歴史文化資料があるところで昔の人が書いた字を見ると、本当に達筆で、この素晴らしい文化を現代人は受け継げていないのが残念です。

 

いまの自分の字は綺麗じゃないのですが、こちらもコツコツと練習して、いつかは達筆ですね!って言われるようになりたいです。

 

以前は1500円くらいするテキストをAmazonで買ってたのですが、100均のダイソーに100円でテキストを売ってたので、いまはそちらを使って毎日1ページ練習してます。

 

もっとレベルアップしたら、中国の経典系を書いてみたいです。


5. イラストを2つ描く

 

これは、「瞬読式ノート術」という本を読んでやろうと思いたちました。この本によると、イラスト中心のノートにすると、イラストを書いている過程で右能が刺激され、記憶力が高まるらしいですよ。

 

残念ながら自分には絵心が全くないので、イラストイラストを思い描いたように書けるよう練習も兼ねて、このタスクも毎日のルーティンに入れることにしました。

 

ちなみに、今朝はアスパラガスとブロッコリーを描きました😁


6. 筋トレ (腹筋ローラー・腕立て伏せ・スクワット)

 

こちらは、簡単な筋トレを毎日のルーティーンに入れることで、ジムに行かない日も簡単に体に刺激を加えられるので、気に入っています。

 

タスクとタスクの間に筋トレを入れると、良い気分転換になるのもいいですね。


7. オンラインコース受講

 

今はオンラインでたくさんの大学の講義を受けれるので、その時々に興味が湧いたコースを受講しています。

 

先週はバージニア大学のビジネス分析に関する講義を受講しました。知っていることも多くありましたが、マイケルポーター教授が発案した5フォース分析など、知識が曖昧な点をリフレッシュしてくれたのがよかったです。

 

ほぼ無料で勉強できる講義がWEB上に溢れているので、すごくよい時代になりました!

 

8. ブログ書く

 

ブログはなかなか週刊化できていないのですが、新しいエントリを毎日アップするのは難しくても、毎日5分でもいいから書くことをルーティーンにしようと思っています。

 

5分ぐらい書き始めると大体30分ぐらいはかけるものなので、取り掛かるきっかけとしてルーティーンタスクを毎日見るというのは習慣かにとても役に立ちそうです。

 

9. ゴルフのスイング練習

 

ゴルフを始めて約1年経ちましたが、まだスコアで100を切れていないので、100切りするまでは毎日素振りをするようにしようと思い、このルーティーンをやっています。

 

来年は1月5日が初ラウンドとして予定していますので、ここで念願の100切りをできたらすごく嬉しいですが、思った通りに行かないのがゴルフのラウンドなので、楽しみながらスコアを良くしていこうと思います。

 

10. 自転車で買い物行く

 

これは最も最近、自分のルーティンに入ったものです。自分の家の周りは急な坂が多く、普通の自転車では走れないので、念願の電動自転車を最近ようやく手に入れることができました。

 

毎日ではないですがスーパーに行く時は、この自転車を使って急坂を登り降りしていくことにします。午前中はスーパーが空いているので、それも良いんですよね。


これだけのことを午前中にやれるので、早起きできるようになって1日がより充実しました。

 

早起きが苦でなくなってきたので、暖かくなったら早朝のサーフィンにも行くことが増えそうです:)

 

みなさんも、良かったら早起きしてみてください!

 

では、では〜

外資系転職初年度に必要となるサバイバル術

こんにちは。アレックスです。

 


今日は日系企業から外資系企業に転職した人が、外資の世界で生き残る上で大切なポイントを伝えたいと思います。

 


外資系企業は成果主義を採用しているので、成果を出せない人は会社からどんどんいなくなりますので、非常に人材の入れ替わりが激しい環境です。

 


一方で、そのような環境の中でも長く外資系企業で働くことができる人材が多くいることも事実です。

 


外資系企業にうまく馴染め、しっかりと生き残ることができるか否かという観点でとても大切なのが、転職後の1-2年目の過ごし方です。

 


前提として理解してほしいのが、外資系では、直属の上司が人事権を持っていて、直属の上司による人事評価が低い場合、最悪のケースでは退職勧告をされます。人事部は、採用・リストラなどの制度設計と円滑な運用に責任を負いますが、個々の人事に関する最終判断は、業務部門側と直属の部門長に任せられています。そのため、直属の上司の評価が低い人は、外資系では長く生き残っていくことができません。

 


また、外資系ではマネージャに人事権を与える代わりに、チーム全体の業績が悪い場合は、一部の低パフォーマーが原因であったとしても、部門長が責任を問われます。

 


つまり、管理職のメンバーは、会社から与えられたチーム構成員で成果を出すことを求める日本企業と違い、外資系では、チームとして成果を出すために必要なメンバーを揃えることもマネージャーの職務の一環となっています。そのため、必要に応じて、メンバーの入れ替える前提でチームの運営をします。

 


メンバーの入れ替えを躊躇した結果、チーム全体の成果が出なかった場合は、マネージャー自身が責任を負うこととなり、リストラの対象となってしまいます。従って、転職してきて間もないメンバーのパフォーマンスに対しても、ある程度厳しく評価せざるを得ないのは理解できるかと思います。

 


この評価・査定は、毎四半期ごとに実施され、それらの総合評価を年度末に行います。

 


私の経験では、外資系企業のマネージャは、2つの軸で、部下を評価するよう指導されることが一般的です。

 


1つ目の軸は、その部下のパフォーマンスです。営業であれば、前年度の売り上げ目標に対さる達成度が、もっとも分かるわかりやすい例です。もちろん、部署によってはパフォーマンスの定義が違うので、それぞれの部署に応じた目標に対するメンバーの達成度と言うものがパフォーマンスの評価になります。つまり、前年度の実績が1つ目の評価軸です。

 


2つ目の軸は、そのメンバーのポテンシャルとなります。ポテンシャルと言うと少しわかりにくいかもしれませんが、今後さらなる活躍が期待できる人物かどうかと言う判断が2つ目の評価軸です。

 


一般的に、日本の企業から外資系に初めて転職してきた人や、異なる業界から転職してきた人にとって、新しい会社の企業カルチャーや仕事の進め方など戸惑うことが多く、これまでと違う新しいやり方に慣れるのに精一杯で、すぐれた実績を出せないケースがほとんどです。

 


もちろん、非常に優秀で1年目から難なく優れた実績を上げるエリートや天才肌もいますが、凡人にとって大切なのが、この2つ目のポテンシャル評価軸で高得点をとることです。

 


この2つ目の評価軸では、実績よりもプロセスを重視していますので、日々の仕事ぶりが評価の対象となります。

 


日々の仕事ぶりを評価してもらうために、入社後は、上司と円滑にコミュニケーションすることを最優先に考えてください。

 


自分に割り当てられた仕事の内容について少しでも理解できない点があれば、その時点で恥ずかしがらずに質問して、内容が明確になるまでしっかりと確認する必要があります。

 


最初の段階で質問をせず、あたかも仕事の内容を理解できたふりをして仕事を進めた後になってから、実際は仕事の内容を理解できていなかったことが判明するのは、とても印象が悪いのでお勧めできません。

 


転職当初は、その会社のカルチャーや業界用語など、わからないことが多くて当たり前なので、恥ずかしがる必要は全くりません。わからないものは、ちゃんと理解できていないことがあれば、この点をもう一度説明してもらえますか?、と清々しいくらいはっきりと質問するようにしましょう。

 


保険をかける意味で、このプロセスの最後には、今回の業務内容は、xxxとxxxをxxxxのようにやり、ここまで終わったら再度その後の進め方について協議するという流れで理解しましたが、合ってますでしようか?などと、自分が勘違いをしている点がないか、再確認をするのもおすすめです。

 


業務開始後は、遂行中の業務に関して、上司の負担にならない配慮をした上で、頻繁に報告することも、とても重要です。

 


外資系の管理職は多忙なので、毎回電話などで上司にアドバイスを求めるような事はせず、毎日業務内容について箇条書きにまとめメールする程度で大丈夫です。中には、報告と質問を混ぜた形で、凄く長いメールを上司に送る人がいますが、それはお勧めできません。報告なのか質問なのか、最後まで読まないとわからず、上司としても負担に感じます。

 


そもそも、長いメールを書く人は、仕事ができない人が多いです。逆に、仕事ができる(生産性の高い)人は、判断とアクションが早く、メールは短く要点に絞って書きます。スピードが求められる現在のビジネス環境において、メールを書くのに長い時間を費やすのは自身の生産性を低下させるだけでなく、読まされる相手の業務時間を奪っていることも認識すべきです。

 


また、アドバイスを求める場合は、単純にどうしたらよいでしょうか?のような、ボンヤリとした質問しない方が良いです。このような質問は、自分て考える努力を放棄した上で、相手に熟考と判断をアウトソースしている行為と認識した方がよいかもしれません。

 


お勧めなのは、自分の頭をフルに使って選択肢を準備し、それぞれのメリット・デメリットを洗い出した上で、自分の判断を付け加えた上で、アドバイスを求める形です。

 


このような仕事の進め方を日常的にできると、仕事ができる部下として、あなたの評価が高まることでしょう。

 


上司から見て1番困るのは、日ごろの報告がなく、大きな問題が発生してから急に連絡をもらうことです。このような部下は、仕事を任せられない無能な部下との印象を上司にもたれ、同様のことが続くと、リストラの対象となってしまいます。

 


コミュニケーションを日ごろからしっかりととることを心がけ、上司との円滑な関係性を維持できるように心がけましょう。

 


ここまで述べてきた心構えで、仕事に臨むことによって、2つ目の軸であるポテンシャル評価で高得点を取れると思います。実績があればなお良いですが、仮に実績がなかったとしても、この2つ目の評価で高得点を取ることで、転職後に最も難しいと言われる最初の1年目・2年目をうまく乗り切れるでしょう。

 


少し余談ですが、このポテンシャル評価は昇進の際にとても重要視されます。いくら実績を出していたとしても、日頃の仕事の仕方そのものが高く評価されておらず、他者の見本とならない仕事の仕方で成果を収めている人は、更に上のポジションには昇進できないでしょう。

 


現場が大好きで、独特なやり方で大きな成果を出し続けるスーパー営業やSEなどは、このケースに当てはまります。

 

 

 

また、実績が低くてパフォーマンスに連動する変動給を多く貰えなかったとしても、この2つ目の軸の評価が高い人には、RSUと呼ばれる仕組みで自社株を報酬としてもらえる権利を付与されます。

 


RSU(譲渡制限付株式ユニット)とは、一定期間経過後に株式を受け取ることができる権利が付与される事後交付型の株式制度です。この権利は、概ね付与されてから4年をかけて毎年25%ずつ行使できることになっていま。逆に言えば、この権利を100%行使するためには、RSUを付与されてから4年間の勤務継続が必要なので、会社がRSUを付与することは、ポテンシャルが高い(今後さらなる活躍を期待できる)人材の流出を防ぐ意味も込められています。

 


一般的な印象通り、外資系企業では日本企業と比べ個人単位の仕事の成果を、より重視していることは確かですが、日々の仕事ぶりやポテンシャルを評価する仕組みも有しています。

 


上司の期待値をしっかり理解した上で、丁寧な仕事と上司との円滑なコミュニケーションを日々継続して、外資系でのキャリアを着実に固めてみてください!

 

 

 

もう一度20代に戻れるなら、変えたいこと3つ

こんにちは。Alexです。今回は、もう一度20代に戻れるとしたら、どのような点を変えたいか、何をやり直したいかについて書いてみます。

 

最初に変えたいというか、すごく後悔しているのは、体調管理の優先度を下げてしまったことです。社会人になってからは仕事ばかりの毎日で、睡眠時間が極端に減ったこと、お酒をたくさん飲むようになったこと、定期的に運動する習慣をなくしてしまったこと、これら全てが自分の健康を害してしまいました。

 

どんなに仕事で素晴らしい成果を出したとしても、健康でなければ毎日の生活を楽しむこともできないし、仕事を続けることもできません。昔から体が資本と言われますが、この世にたった1つしかない自分の体をもっともっと大事にすればよかったと、今でも後悔しています。

 

その中でも1番良くなかったのが、十分な睡眠時間を確保する重要性を軽視したことです。自分の場合、1日使い果たした体や脳の疲れを癒し完全に回復させるには、最低でも8時間の睡眠時間を毎日確保すべきでした。

 

新卒で入社した日系の会社では、入社翌月から残業160時間を超える長時間労働をこなしていました。睡眠は平均で4時間くらいしか取れてなかったです。

 

平日は夜の21時くらいにコンビニ弁当をデスク近くの会議室でチームのみんなと一緒に食べ、仕事終わりの夜中(朝2時とか3時に)に中華料理屋で軽くお酒を飲んだのを良く覚えてます。その後、タクシーで帰って朝9時にはゾンビのような顔をしてオフィスに行ってました。

 

たまには早く仕事を終える日もあったのですが、その時は飲みに行ったり、デートしたりしてストレス発散してました。当時は週末に寝溜めすれば何とかなると錯覚してました。

 

もちろん、自分から進んでこのような長時間労働をしたわけではありませんが、こんなにたくさん頑張っている自分はほんとに凄い、と自慢げに思っていたところもありました。いま振り返ると本当に浅はかな考えで、当時の自分を殴りつけたいくらいです。

 

この記事を読んでくれている若手の皆さんで、最近充分な睡眠時間を確保できてない人は、自分の健康以上に大切な投資先はないと思って、健康管理、特に睡眠時間の確保を最優先にしてくださいね。

 

何度も言いますが、1億円払っても取り替えられない、あなたの最も大切な財産が、健康な身体です!

 

プロレスラーの猪木さんが言っていた、元気があればなんでもできる!は、素晴らしい名言だと思います。

 

2つ目に変えたいと思う事は、子供が生まれてから最初の1年または2年間くらいは、もっと家族を優先すべきだったと思います。

 

奥さんは初めての子育てですごく大変な苦労をしていましたが、当時の自分は外資系企業に転職したばかりなのもあり、仕事に100%フォーカスしていました。結果として、奥さんの手助けを十分にできませんでした。

 

子供が生まれたあと、最初の1、2年こそ奥さんが旦那の助けを最も必要とする時期なので、少なくともその時期は、男性は家族を仕事よりも優先した方が良いと思います。

 

その期間に、しっかり親として・旦那として貢献できれば、奥さんとの仲が険悪になる確率は減る可能性大です。

 

逆に、奥さんが1番大変な時期に親としての義務を果たさずに家庭を放っておいた場合、奥さんとの関係を修復するには、もの凄い努力と時間を要することになるかもしれません。もちろん、家庭それぞれ違うので一般論ではなく、私の個人的な体験記・意見です。

 

自分の失敗を踏まえ、会社で男性メンバーにお子さんが生まれたときは、これから1年か2年は、奥さんを積極的に支援すること、家族を最優先に考えるようアドバイスしてました。

 

そうすれば、夫婦関係も良好なまま今後も続けられる可能性が高いですし、家庭が円満なら仕事にも良い影響が出ることも期待できます。

 

3つ目は、株式投資を社会人になってすぐに始めればよかったと少し後悔しています。当時は、今のようにアメリカ株式やグローバル株式へのインデックス投資を簡単に出来る環境ではなかったのは確かです。

 

でも、それは言い訳であって、ちゃんと調べれば、当時でも証券会社に口座を開いて、収入の一定額を積み立て投資する事はできたと思います。

 

株式投資は、時間を味方につけることで、勝率をどんどん上げられます。20数年前から積立投資を開始して、そのまま脳死状態で継続できていれば、もっと早く経済的に独立を果たせたのは、間違いないと思います。

 

いま20代の人、または30代の人はぜひとも早く投資を始めて時間を味方につけてください。

 

時間を味方につけるのは、株式だけでなく不動産投資でも当てはまります。自分はいま、アパート3棟(約65部屋)と区分マンションひと部屋を投資物件として保有してますが、不動産投資を始めたのは40代になってからです。

 

不動産投資をやり始めて実感しているのは、アパートの住人が払ってくれる家賃で、不動産のローン残高が毎月どんどん減っていくことです。ローンの期間を20年以内の中-短期にすれば、(不動産の)資産価値の低減よりもずっと早いペースでローン残高が減っていき、結果として自分の純資産が右肩上がりに増えていきます。

 

不動産投資は、投資対象の物件を見極める目利き力が必要になるので、株式のインデックス投資よりも上級者向けですが、時間を味方につけ易いという点では同じですね。

 

こちらも30代から始めていれば、もっと早く無理なく資産を作れたなぁ、と少し後悔してます。

 

今日は、もう一度20代に戻れるのであれば、やり直したいことについて書いてみました。

 

経験してみないとわからないことは多いのですが、いま振り返ると、健康と結婚生活については大いに後悔しています。過去には戻れないので、これまでの教訓を糧に、学んだことをこれからの人生で活化していきたいと思います。

 

ではでは〜。

外資系企業で働くメリットとデメリット

こんにちは。アレックスです。

 

今日は外資系企業で働くメリット、デメリットについて書いてみたいと思います。メリットは主に3つあるのではないかと思います。

 

1つ目はステップアップやスキルアップのチャンスが多いと言うことです。この点は、特に20代30代の若手にとって大きなメリットになると思います。

 

以前も書きましたが、外資系企業は実力主義なので、年齢や入社年次等とは関係なく、実力次第でどんどん上のポジションを任せてもらえます。また、外資系企業では個人の裁量で仕事を進めるので、組織で仕事を進める日系の会社と比べると若くても多くのことを経験できる傾向にあります。

 

(適宜報告はしますが)上司へ判断を仰ぐのはなく、自分の判断に基づいて仕事を遂行するので、比較的柔軟に自分に合ったワークスタイルで進めることができます。当然そこには責任が伴いますが、成果が出せる人にとっては、柔軟なワークスタイルはメリットになるということです。

 

また、外資系では社員のスキルアップに対して多くの投資をしてくれます。内部や外部の研修プログラムが多く準備されていて、それを活用するしないも、個人の選択に任せられている傾向にあります。日々の業務をしながらも、時間を調整してそれらのトレーニングコンテンツを学習することで、自身のスキルを上げることが可能です。逆に、自らの実力に満足しているベテランの営業マンなどは、会社が準備したトレーニングを利用しない人もいます。つまり、会社が用意してくれた教育機会の利用は、多くの場合、個人の選択に任されています。

 

メリットの2つ目は、給与水準が高く休暇を取りやすいことが挙げられます。給与水準が高い理由の1つは、日本で日本の人材プールの中で求めている人材が非常に少ないからです。例えば、経理ができる人はたくさんいますが、英語での業務遂行ができ、なおかつ経理ができる人は日本に限られています。それらの限られた人材に入社してもらうには、給与水準を日本企業よりも高くする必然性があるからです。

 

また、外資系企業ではそのポジションに応じてグローバルで決められた給与水準が定められています。同一のポジションで、欧米と日本で支払われる給与水準が大きく異らないように事前に調整されているのです。最近は欧米でのインフレ率が非常に高いので、社員の給与水準も大幅に引き上げられています。私が数年前に外資系企業の日本法人の社長をやっていた時、欧米のインフレ率上昇に伴い、日本の社員の給料も約10%弱引き上げたこともありました。

 

日本企業では年功序列の考え方を給与水準にも反映させている会社がほとんどですので、特に20代30代の若手は給料が抑えられている傾向にあります。一方で、外資系企業では、年齢は給与水準と無関係で、仕事の内容(ポジション)に準じた給与水準の枠におさまるように制度化されています。

 

私は大学卒業後、日本企業に3年ほど勤めた後に20代後半で外資系企業に転職しました。転職時の給与は年収15,000,000円でした。内訳は、基本給が8,000,000円、売り上げに応じた変動給が7,000,000円でした。当時の外資系IT業界はバブル期だったと言うこともあり、20代の自分にも、このような大きな給与パッケージを提示してもらえたのは、いま考えると凄くラッキーでした。

 

現在、外資系IT業界で20代の営業を採用する場合、会社にもよると思いますが、一般的にはもう少し低い水準のオファーになるのではないかと思います。それでも10,000,000円付近のオファーは一般的なので、日本の企業と比べるとその給与水準の高さは理解できるかと思います。

 

有給休暇についても、その年度内に保有しているすべての有給日数を消化するよう、会社から積極的に促されます。有給休暇の取得を希望する社員に対してそれを拒むような上司は人事から厳しく指導されますので、希望した有給休暇の取得は取得ができないケースというのはほとんどないと考えて良いと思います。一方で、育児休暇や介護休暇等は、日本企業のそれと比べて比較的短い期間しか制度として準備されていないケースが多く見受けられます。育児休暇等の制度は、外資系企業の中でも会社によって全然違いますので、気になる方は入社前に確認することをお勧めします。

 

3つ目のメリットはグローバル視点が自然に養われると言う点です。会社の規模や働くポジションによってこの点は大きく異なるのですが、特に法務やマーケティング、製品開発部門は、本社にある海外部門との日常的な調整やコミュニケーションが必須となるため、グローバル環境で働く時間が多くなります。それらの日々の業務を通じて、自然にグローバル視点が養われていきます。

 

また、本社のメンバーと日常的に業務をしないポジションのメンバーであっても、海外で開催されるイベント等に参加する機会が定期的にありますので、それらの機会を通じてグローバル環境で働く醍醐味を味わうこともできます。

 

今後日本は人口減少により市場が縮小するため、多くの企業が日本市場から海外市場へ販路を拡大することを余儀なくされていきます。そういった中、若いうちからグローバル環境で仕事をできる事は、今後のキャリアアップを見据えた上で強い武器になると思います。その経験を生かして、将来的には日本企業の役員として登用される人材になる可能性は十分にあると思います。

 

ここから、外資系企業で働くデメリットについて書いてみたいと思います。私が考えるデメリットは大きく分けて3つあります。

 

1つ目のデメリットは、実力主義と言うことです。会社が期待する成果を出せる場合はメリットになるのですが、逆に成果を出せない場合は、会社から退職を勧告される事態まで想定しないといけません。クビになってしまうのは外資系ではレアケースではなく、定期的に退職勧告が行われていると言う前提で考えたほうが現状に則していると思います。

 

また、実力主義と言う事は、即戦力として会社に採用されているわけで、会社に育ててもらうという意識が強い人は、外資系で生き残っていくのは難しいかもしれません。

 

とはいうものの、日本では、外資系が求める優秀な人材が転職市場の中で不足しており、即戦力としてはやや劣るものの、将来的に十分な戦力となり得る人材を、ポテンシャル採用枠として入社してもらうことも増えてきています。未経験の人をイチから教える前提ではありませんが、入社後早期にキャッチアップできそうな人材であれば、ポテンシャルを有しているという特別枠で採用することもあります。ポテンシャル枠で採用された人は、周りの先輩から自分の足りないところを可能な限り早く吸収して、戦力になることを自分に厳しく課さなければいけません。というのも、外資系では景気が悪くなるとリストラを一気に走らせますので、そのタイミングが来る前に、会社に自分の実力を認めてもらう必要があるからです。

 

外資系の中で米国系の企業は、リストラに対しても躊躇なく実行する傾向があります。一方で、欧州系の企業は、日本と米国の真ん中位の立ち位置で、米国ほどドラスティックにリストラを実施する傾向にはないものの、定期的に人員を適正化するイメージです。

 

2つ目のデメリットは、変化が激しいと言うことです。以前も書きましたが、外資系の企業は日本の企業と比べて、外部環境の変化に対応する感度が鋭く、組織や人材、さらには製品ポートフォリオまで、聖域なく変化し続けます。これらの激しい変化は日常的に起こりますので、安定志向の強い人には向いていない職場環境だと思います。日本の公務員の職場と正反対の環境だと思ってもらえれば、ほぼ間違いありません。

 

また、激しい変化についていくスピード感がない人人にとっても、生き残るのが難しい職場環境だと思います。会社の方針変更にイチイチ文句を言って、変化に抵抗するような人は、遅かれ早かれ会社から去ることを余儀なくされます。一方で、日本の企業では、突然の辞令で転勤する必要がありますが、外資系のほとんどの企業は、勤務地の変更を求める事はしません。勤務地が変わらないと言うところは、逆に日本企業よりも安定しているポイントとは言えます。

 

3つ目のデメリットは、福利厚生が日本の大企業と比べると劣る点があると言うことです。日本企業よりも、一般的に高い給与を支給されますが、退職金は日本企業よりも低い傾向にあります。多くの外資系企業では、退職金は毎月一定額を積み立てて401Kの口座を自身で運用するよう制度が設計されていますので、それを退職金の代わりとする形になっています。また、育児休業や介護休業等の制度はありますが、日本企業よりも短期間の休業制度となっているケースが多いと思います。海外では出産後、何年も会社を休業しませんので、日本のように一年以上の育児休業を認めている会社はレアケースだと考えます。

 

今回のエントリーでは、外資系で働くメリットとデメリットについて説明してみました。

 

このエントリーを読んで、自分が外資系に向いていると感じるようであれば、ぜひ外資系企業で働くことをチャレンジしてみてください。

 

それではまた。