きみのセミリタイア日記

35歳貯金ゼロから48歳(2022年)の時にセミリタイアして伊豆に移住しました。

【実践者が明かす】資産形成の成功確率を高める情報収集術

こんにちは。きみです。

 

今日は、これから資産形成を始める方、または資産形成中の方に向けて、私の経験から学んだ「成功の確率を高める情報収集術」についてお話ししたいと思います。

 

 

一次情報の威力

 

インターネットの発達により、投資に関する情報へのアクセスは格段に容易になりました。

 

むしろ現代では、情報を探すことよりも、その情報を適切に取捨選択し、使いこなすことの方が重要な時代になっています。

 

Google検索一つで、誰でも膨大な情報を瞬時に手に入れることができます。

 

でも、その中から本当に価値のある情報を見分け、自分の状況に合わせて活用できなければ、情報の海で溺れてしまうだけです。

 

今日は、その情報の海の中で、本当に価値のある情報をどのように見つけ、活用していけば良いのか。

 

私の体験を交えながらご紹介したいと思います。

 

まず最も大切なのは、「一次情報」に触れることです。

 

確かにインターネットで検索すれば、投資に関する情報は簡単に手に入ります。

 

でも、成功の確率をグッと高める秘匿性の高い情報は、残念ながらネットにはほとんど出てきません。

 

私自身、不動産投資を始めた当初は本やネットで情報収集をしていましたが、決定的な転機となったのは、実際に成功している不動産投資家にお会いして直接話を聞けたことでした。

 

なぜなら、成功者は自分の競争優位性につながる本質的な情報を、ネットには公開しないからです。

 

一次情報には、このように公開されることのない、圧倒的な価値があります。

 

例えば、私の場合、一次情報から得られたものは:

  • 具体的な物件の選び方
  • 融資の実践的な組み方
  • 管理会社との付き合い方
  • トラブル対応の実例
  • そして何より貴重だったのが、信頼できる人脈の紹介です

 

特に最後の人脈の部分は、本当に価値がありました。

 

「この不動産会社は信頼できる」「この件について相談するならこの専門家が詳しい」といった、実績のある投資家だからこそ持っているネットワークを紹介していただけたのです。

 

こういった人脈は、本やネットではどうしても得られない情報です。

 

実際、私の不動産投資の多くの成功は、この人脈のネットワークがあってこそ実現できました。

 

良い物件の情報も、信頼できる専門家も、結局は人づてに見つかるものなんです。

 

これは投資に限らず、ビジネス全般に言えることかもしれません。

 

成功者の持つ最大の財産の一つが、信頼できる人脈のネットワーク。

 

こういった生の情報は、どんな本やネット記事よりも私の投資判断に大きな影響を与えました。

 

確かに、見知らぬ成功者にアプローチするのには少し勇気が必要です。

 

でも、その一歩を踏み出すことで、投資の成功確率は大きく高まります。

 

リスク管理の要点

 

次に重要なのが、適切なリスク管理です。

 

例えば、私は先日、静岡で利回り25%を超える物件に買付を入れました。

 

通常ではあり得ない高利回りですが、以下のような慎重なリスク管理を行った上での判断でした:

 

- 物件価格が1000万円程度と、自分の許容範囲内

- 現金購入で、ローンリスクを排除

- 信頼する地元の管理会社による入念な調査

- 最悪の場合でも致命傷にならない金額設定

 

株式投資やFXでレバレッジをかけすぎて自爆するケースをよく聞きますが、あれは典型的な反面教師。

 

次のチャンスに挑戦する機会すら失ってしまいます。

 

成功例の活かし方

 

それから、成功事例を自分の状況に当てはめる「再現性」の部分に焦点を当てることが大切です。

 

よくある思考の罠として「あの人は特別だから」と、最初から可能性を排除してしまうケースがあります。

 

でも、それは成功の確率を自ら下げてしまう行為なんです。

 

私たちは皆、同じ人間!。

 

あの人にできて、自分にできない理由はありません。

 

大切なのは、その成功をどのように自分の状況に応用できるかを具体的に考えることです。

 

例えば、私が10年で年収を10倍に増やせた背景には:

  • ビジネス英語力という既存の強み
  • 外資系IT企業という特定の業界
  • 日本市場の立ち上げ期という特殊なタイミング 

といった具体的な条件がありました。

 

これらの条件をそのまま真似る必要はありません。

 

むしろ、この成功パターンを参考に、自分の強みは何か、どの業界で活かせるか、どんなタイミングを狙えるか、という形で自分なりの方程式を組み立てていくことが重要です。

 

成功者から学ぶべきは、具体的な手法だけでなく、そこにたどり着くまでの思考プロセス。

 

自分の場合も、先人の事例を「自分には無理」と決めつけるのではなく、「どうすれば自分でも実現できるか」という視点で考え続けたことが、結果的に良い方向に進むことができました。

 

誇張された情報の罠

 

また、派手な成功例には要注意です。

 

特に以下のような謳い文句には警戒が必要です:

 

- 「1日5分で億万長者に」

- 「誰でも簡単に始められる」

- 「秘密の投資手法で確実に儲かる」

 

本当の成功者の特徴は、パチンコや競馬の話に例えると分かりやすいかもしれません。

 

パチンコや競馬で勝った時だけ大きな声で自慢する人がいますよね。

 

でも、そういう人のトータルの収支はたいてい大きなマイナスです。

 

ギャンブルでは、長期的に見れば必ず負けるのが摂理なのです。

 

投資も同じで、派手な成功体験だけを語る人の話は、ギャンブルで勝った時だけを自慢する人の話と同じくらい危険です。

 

本当に安定した成果を出している投資家は、必要以上に自分の成功を誇張しません。

 

むしろ、地道な努力の重要性や、リスクとリターンのバランス、時には失敗から学んだ教訓を率直に語る傾向にあります。

 

情報をアップデートする

 

また、投資で継続的に成功するためには、適切な情報アップデートも欠かせません。

 

ビジネスには不変のものと、時代とともに変化するものがあるためです。

 

例えば、不動産投資では:

 

【不変なもの】

  • 不動産価値の見極め方
  • 物件管理の基本的な考え方
  • 長期的な収益性の判断基準

 

変化するもの】

  • 金融機関の融資姿勢
  • リーズナブルな修繕方法
  • 不動産に関する税制や法規制

 

私の場合、不動産管理会社との定期的な情報交換や、税理士との打ち合わせを通じて、変化する要素の把握に努めています。

 

特に最近は、建築資材の高騰や職人不足により、修繕方法や費用が大きく変化していますので、この分野の情報は頻繁にアップデートしています。

 

株式投資でも同様です。インデックス投資がアクティブ運用より投資対効果が高いという原則は不変ですが、NISA制度の改正など、税制面での運用方法は常に変化しています。

 

このように、不変の原則は守りながらも、変化する要素については常にアップデートを欠かさない。

 

この視点を持つことで、投資の成功を継続的なものにできると考えています。

 

これらの情報更新も、できるだけ一次情報から得るようにしています。書籍やネットの情報は、どうしてもタイムラグが発生しますからね。

 

最後に、情報過多に陥らず、実践することの大切さをお伝えしたいと思います。

 

新しいやり方を学んだら、自分なりに消化して、小さな失敗を恐れずに試してみることです。

 

比較するのは周囲の人間ではなく、昨日の自分!

 

成功でも失敗でも、常に新しいやり方を試しながら成長していく。

 

これが投資で成功する王道だと思います。

 

投資の世界で重要なのは、質の高い情報を適切に取り入れ、リスクを管理しながら着実に実践していくこと。

 

皆さんも、ぜひ自分なりの投資スタイルを確立していってください。

 

では、では〜!